1kgの脂肪を消費するには7200カロリーが必要

1kgの脂肪を消費するには7200カロリーが必要 体脂肪

1kgの脂肪を消費するには7200カロリーが必要 体脂肪

脂肪1g を カロリー に変換すると9kcalです。

脂肪 の2割は水分なので、脂のみ1kgを消費するために必要なカロリーは7200 kcal  になります。

例えば、1ヶ月に 1㎏脂肪 を減らしたかったら、7200÷30=240 1日240 kcal減らせば良いってことです。

言葉にすると簡単だし、ごはん1杯分(150g)のカロリーが252kcal 、大きさにもよりますが一般的なサイズの ショートケーキ1個が366 kcal だと言われています。

1日240 kcal ってことは、ご飯を 1食置換え たり、ショートケーキ1個分 以下のカロリーを減らすなら簡単なんじゃない?と、思いますよね。
私もそう思いました。これが、簡単ではないのです。

短期間 なら 食事制限 も我慢できます。
でも、これはあくまでも『  1kgの脂肪を消費するには7200カロリー が必要 』だと言う計算であって、
体重を1kg 減らす訳ではありません。

脂肪を10㎏ 減らしたいと思ったら 単純計算で72000 kcal の 消費 が必要だという事なんです。体重と 体脂肪 は別のお話です。

体についてしまった 脂肪 ( 体脂肪 )を減らす事が 1kgの脂肪を消費するには7200カロリーが必要 だという数字です。

1kgの脂肪を消費するには7200カロリーが必要
野菜と鶏胸肉と脂肪燃焼スープ

脂肪の種類

内臓脂肪・皮下脂肪・  体脂肪 はどれも「脂肪」ですが、脂肪には種類があり、それぞれつき方や落とし方も違います。

内臓脂肪は、お腹周りを中心に蓄積する 脂肪 です。

胃 や 腸 を覆う膜につくため、蓄積すると ポッコリお腹 の目立つ体型になるところから、 内臓脂肪 が多い 肥満の体型 は、 リンゴ型肥満 と呼ばれています。

ただし、一見太って見えなくても、実は 内臓脂肪が蓄積 されている方もいます。
内臓脂肪 は短期間で蓄積されますが、落とし易いという特徴があります。

皮下脂肪 は、主に皮膚のすぐ下にある 皮下組織に蓄積する 脂肪 です。

全身につきますが、特にお尻や太ももなど下半身に集中してつくため、 皮下脂肪 が多い方の体型は、 洋ナシ型肥満 と呼ばれます。

皮膚のすぐ下に蓄積されやすく、見た目にも 脂肪 がついていることが分かり易いです。
皮下脂肪 は、少しずつ蓄積され、体温の維持や、内臓や骨を保護する働きがあるため、落とし難いという特徴があります。

体に貯えられた 脂肪  を総称して、体脂肪 と呼びます。

体脂肪 は血液中の 脂肪 である 中性脂肪 がもとになっている言葉で、蓄積 される部位によって、 内臓脂肪 と 皮下脂肪 に分けられます。

脂肪 は体にエネルギーを貯めておく役割があるため、ゼロになることはありません。

体脂肪率 と見た目は関係しています。体脂肪 が 蓄積 されると見た目が気になるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。

体脂肪率 は、「低い」「標準」「やや高い」「高い」に分類することができます。 体脂肪 の割合によって見た目の印象も変わります。

一般的には 体脂肪率 20.0~29.9%が女性の平均値です。体脂肪 の理想的な数値は年代毎に多少異なっています。

体脂肪率 が低い方が良いとは思いますが、そこにこだわって 基礎代謝量 以下の食事や極端な制限をしてしまうと 代謝量 が低下し、体重 が減らなくなる場合があります。

体脂肪を減らす方法

内臓脂肪・皮下脂肪・体に貯えられた 脂肪 を総称して、「 体脂肪 」と呼ぶことを前提としてお話しますね。

体脂肪率 の計算方法は、「 体重(㎏)に対する 体脂肪量(㎏)の割合」
体脂肪率(%)=( 体脂肪 の重さ(kg)÷体重(kg))×100 です。

内臓脂肪 が蓄積されるのは、栄養バランス の偏った食事によるエネルギー過多が大きな原因です。

内臓脂肪 を減らすためには日々の食事内容と摂取エネルギー量を見直し、バランスの良い食事への改善が必要です。

1日の食事で、適切なエネルギー量と栄養を摂取するようにします。

揚げ物などの脂質が多い食品はなるべく控え、野菜や豆腐など、低カロリーの食品を積極的に摂るようにしましょう。

皮下脂肪 を落とす場合も、エネルギーの過剰摂取を避けて、摂取エネルギー量よりも 消費エネルギー量 がやや多い状態を目指しましょう。

脂質 や 糖質 の量をコントロールし、必要以上に摂らないように気を付ける事が大切です。

特に コンビニ弁当 や 総菜 などは、 脂質 や 糖質 が多く、エネルギー過多 となり易いため、注意が必要です。
ただし、過度な食事制限は筋肉量まで落としてしまいます。

脂肪 を減らすためには、筋肉の素となる タンパク質 や、糖の吸収抑制が期待できる 食物繊維 をしっかり摂るようにしましょう。

内臓脂肪・皮下脂肪 ( 体脂肪 )どちらの 脂肪 を減らすにしても食事のバランスはとっても重要です。

体脂肪を減らす運動

内臓脂肪 を減らすためには、有酸素運動 しかありません。

脂肪燃焼 に効果的 なウォーキング や ジョギング 、水泳 などで長時間、軽度~中度の負荷をかけて体を動かすことで、酸素を使って 筋肉 を動かす エネルギー である 脂肪 を燃焼させることから 有酸素運動 といいます。脂肪 を 消費 するため、内臓脂肪 が 消費 されます。

運動 で 皮下脂肪 を減らすには、無酸素運動 の全身を鍛える 筋トレ をメインにします。
基礎代謝量 が多いほど、効率良く 皮下脂肪 を落とせるため、筋トレ で 筋肉 を増強して、基礎代謝アップを 目指す事です。

自宅でも始め易い、スクワット や レッグレイズ ・ クランチ ・プランク などがお薦めです。
食事の改善と 筋トレ の継続をメインにしつつ、余裕があれば 有酸素運動 も取り入れるのが健康的に 体脂肪 を減らす方法です。

 1kgの脂肪を消費するには7200カロリーが必要

摂取カロリー よりも 消費カロリー の方が多ければ 体重 は減る、ということは分っています。

レコーディング ( 可視化 )は、ダイエット の原点であり頂点だと思います。

バランスの良い食事 が大切な事も分かっています。この バランスの良い食事 が本当に大変です。

一見、見た目には バランス良く 見えている 食事 でも実際に レコーディングアプリ に入力してみると 糖質 と 脂質 の組み合わせに集中していたりします。

1食毎の 炭水化物 ・ 脂質 ・ 糖質 が出てくるので、「 もうぉ~食べられない ・ あれも食べられない ・ これも食べられない 」と、なったり、入力することで モチベーション が下がったりします。
なので、私は1日のトータルで考える、 毎日100点 は神のなせる業だと思って続けています。

現実逃避 ではなく、そんなに 毎日完璧 を求めていたら続かないからです。 ダイエット は習慣です。 日常 です。

運動 も食事の管理も全力疾走では、いつか限界が来ます。
1kgの脂肪を消費するには7200カロリーが必要 なのは理解しているから、1ヶ月に1㎏減らなくても
“ 痩せよう! 自分を変えよう! ”って、思えた事が尊い事だというとこを忘れないで下さい。

食事 と 運動 を意識して生活していれば、間違いなく体は変わります。急いで変えたら急いで戻りますよ。
心が苦しくならない程度の 食事管理 ・ 運動 ・ 睡眠 で、確実に 1kgの脂肪 を消費して行きましょう。

減らすのは 脂肪 です!そのためには、「 1kgの脂肪を消費するには7200カロリーが必要 」なんです。

ダイエットと睡眠の関係については、こちらをご一読下さい。ダイエットって実は心理学?痩せる脳と太る脳

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Last Updated on 2022年11月29日 by wkobasan50

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