ダイエットって実は心理学?痩せる脳と太る脳
ダイエットに大切なセロトニンとコルチゾール
痩せられないのは意志が弱く、怠け者だからと自己嫌悪に陥ることってありますよね?
私もそう思う時が多々ありました。実際、怠け者ですwww
我慢を伴う辛い ダイエット をまじめに頑張るからこそ! 痩せられなくなるメカニズム が科学的に解明されてきたのを知った時にはホントに驚きました。
努力不足で痩せないのではなく、努力のしすぎで痩せにくく なってしまってうことが本当にあるんです。
痩せるための体のシステムを司る 幸せホルモン を正常に分泌させるためには ストレス を感じさせないよう 脳を騙すこと が大切です。
変化に弱い脳に負荷をかけないように少しずつ 生活習慣 を変え、食事内容 を変え、我慢しなくてもできる、ダイエット方法 を選ぶことがポイントです。
セロトニン ・ 三大神経伝達物質 の一つで、精神の安定に大きく影響を与える働きをしています。このため、セロトニン が不足すると精神のバランスが崩れ、暴力的行動やうつ病を発症する原因になるとも言われています。
コルチゾール ・ 副腎皮質 から分泌されるホルモンで、糖や脂質代謝・蛋白質代謝に関連し、抗炎症、免疫抑制作用があります。ストレスにも関与し、過度なストレスを受けると分泌量が増加し、抗ストレスホルモンとして恒常性の維持に不可欠な物質です。

ダイエット が続かない多くの理由が、“頑張る”や“我慢”などの自分の意思に頼るものです。
でも実際に物事を続けるには、その行動に対して脳が楽しみや成果を感じなければ持続するのは困難とのこと。身体に良いから、痩せるからといって嫌いなことを嫌々すると、幸せ物資のセロトニン の分泌量が減少し、コルチゾール が高まります。自分が好きで楽しみを感じるダイエット法や食事を続けていると セロトニン の分泌量が増え、コルチゾール が下がります。って、ことは?自分が楽しくないとダメ?そうなんです!楽しくないと意味がないのです。
そして、調べていて驚いたのは セロトニン受容体 は脳の中よりも腸に多 く存在している事です。えっ(・_・;)
発酵食品 は、腸内 の 善玉細菌 を維持して増やすのに大事な働きをするのです。そして新しい研究によると、腸の健康 と 心の健康 には関連があるそうです。 腸 って本当に凄い!
自分が楽しめるダイエットをすることが成功へのチケットですが、なかなか簡単に楽しめないですよね(^^;
楽しめなくても『これも食べられない・こんなに運動しなくちゃ』と思って行わないことが大切なんだと思いました。(経験者は語る)
52歳でも9.2Kg痩せられた相乗効果
食べたものや行動を記入する
「自分のどの行動や食べた物が体重の変化に影響したのか」を知るために、どんなことをしたのか?何を食べたのか?を記録する。
レコーディングダイエットですね。
自分の行動を記録して自分が努力をしたということ・その効果があるということを脳に認識させると、
さらにダイエットへの意欲が上がります。
セロトニンは、トリプトファンという物質から合成されます。
このトリプトファンは体内では生成されないため、食品から摂らなければなりません。
トリプトファンが豊富に含まれている食品は、豆・豆製品、乳製品です。
さらにトリプトファンからセロトニンを合成するときには、ビタミンB6が必要となります。
ビタミンB6を豊富に含むのは玄米や小麦胚芽・牛や豚・鶏のレバー・マグロや鰹の赤身です。
もう全部ダイエットの代表食品ですよね^^; こんな風につながっていたとは…調べていて驚きました。
セロトニンと腸内環境の関係
朝食を摂ることで朝の時間帯にセロトニンの分泌を増やすようにしましょう。
セロトニンの分泌には日光を浴びることが欠かせません。
運動に関しては一定のリズムで行う運動がセロトニンの分泌を高めてくれます。
リラックスして朝、太陽の光に当たりながらウォーキングなどが良いとされていますが、、、
ぐうたらな私がそんなにすぐに行動的になれるはずはありません(^^;
私は、朝日に向かって目を閉じて伸びと深呼吸をしています。これだけでも夜の寝つきが良くなったように感じます。
「健康のためにも腸内環境が大切」とはよく聞きますが、「ダイエットのためにも腸内環境が大切」だったのです。
腸は、消化・吸収だけでなく、免疫機能、ホルモン分泌と、多様なはたらきをすることで知られていますが、
なぜこんなに多くの機能を持っているのでしょうか?
それを探るヒントは、動物の進化の歴史にありました。
脳、心臓、腸のうち、動物の進化の過程で最初に出来た臓器はなんと、腸なのです!
動物は植物と違い、太陽の光からエネルギーを作る「光合成」ではなく、ほかの生物からエネルギーを奪う「消化」という方向へ進化しました。そのために先に必要な器官が腸だったわけです。
脳の中よりも腸に多く存在していると言われているセロトニン受容体のためには発酵食品を積極的に摂取し、腸内環境を整えることがダイエットへの大きな後押しになるのです。
マインドフルネスな食事を心がける
マインドフルネスとは
「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」
ちょっとわかりずらいですよね?
簡単に説明すると、“今ここに、ただ集中している心のあり方”
最新の脳科学で「ストレス軽減」「集中力アップ」「自律神経回復」などの効果が実証され、
アメリカではGoogleをはじめFacebookやInteといった企業のほか、政府機関の研修でもマインドフルネスは取り入れられています。
マインドフルネスに関する専門家の方の書籍やブログ紹介はたくさん出ていますので、興味のある方は読んでみて下さい。
子育ての真っ最中の時には、「お昼ごはんの時間だから」「子どもが遊んでいるうちに」など
〝取りあえず〞で食べることが多かったと思います。自分が今本当に食べたいのかがわからなくなっている状態でした。
また、ストレス解消を食べることに求めてしまっていた時期もあったように思います。
私の場合はその結果が、体重増加につながったのだと思います。
追われるような子育てが一段落した今だから、マインドフルネスを心がけることができ、16時間空腹のあと食べ物を口にする時に大切に食べるようになりました。「もったいない」と言って食べなくなりました。お腹がいっぱいになってきたら残して次の食事にできるようになりました。自然と間食が減り本当にお腹が空くまで食べなくなりました。
マインドフルネスを極めることはできていませんが(^^; 心掛けることで食事に対する向き合い方が変わりました。
ダイエットとマインドフルネスは大きく関係しているのだと感じています。
大嫌いな筋トレでも【イヤだなぁ~】と、思わないようにTVをみながら続けられました(笑)
身長-100以上の体重で 変形性膝関節症 に悩んでいる方、まずは自分が楽しめるダイエット法を探すことから始めまてみませんか?
ダイエットって実は心理学?痩せる脳と太る脳
Last Updated on 2021年12月23日 by wkobasan50